神山町で人口8年ぶり社会増
過疎地域に指定されている神山町で、昨年度、町内への転入者の数が、転出者の数を上回る「社会増」となったことが分かりました。
神山町は国から過疎地域に指定されていて人口およそ5000人。
近年も人口減少に歯止めがかからず、町の喫緊の課題となっています。
このため神山町は移住者への支援策の強化や、人材流出の抑制などに力を入れていて、その結果、昨年度は、町内への転入者の数が150人と、転出者の数を4人上回り8年ぶりの「社会増」となりました。
「社会増」に転じた要因としては、町の集合住宅に東京や茨城などからの移住者が入居したことや、移住者への空き家の紹介など住環境の整備を進めたことが挙げられるとしています。
一方で、死亡した人の数が生まれた子どもの数を上回る「自然減」の状態は続いていて、神山町の人口は10年前と比べると2割以上減少しています。
町では引き続き移住者にとって魅力あるまちづくりを進めることにしていて、今年度中には、向こう5年間の新たな人口減少対策も策定する予定です。
(出典)NHKウェッブサイト 「徳島NewWeb」 https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200728/8020008337.html?fbclid=IwAR2Cmg8Su5t1sUu00Gg0eFVoitWz28c2aTxS_Oah8nHHlVZxhngUNL5DKiw (2020年07月29日閲覧)
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