(概要)
ふじみ野市は、平成22年度の公開事業評価(事業仕分け)から、全国に先駆けて無作為抽出による市民が、事業の質疑応や議論に参加し、最終的な評価・判定まで行う「市民判定人方式」を導入するなど、公民連携による政策形成に先進的に取り組んできた。
今年度から新たな試みとして、「オールふじみ野」未来政策会議を実施した。これは公開事業評価が過去の事業の結果に対する効率性・有効性を評価するのに対して、未来政策会議は地域の課題について、市民も含めた色々な立場の皆さんで意見を出し合ってもらい、よりよい施策立案につなげていこうという未来志向の会議である。
会議本番に先立ち、事前会議を数回実施し、チームA(事務事業担当職員)が提案する「施策A案」と、チームB(市民等と事務事業担当職員以外の市職員)が提案する「市民目線での理想的な施策B案」を立案し、それらを含めて、フロアーの参加者を交えて、その施策を、「ふじみ野市の未来にとって価値のある施策とは何か」という視点から、意見交換を実施し、市として参考となる理想的で有効性のある実現可能な施策を模索する。
(テーマ)
「シティプロモーション(ふじみ野市の魅力発信)について」
(7月13日 土曜日)
「旧福岡高校の利活用について」
(7月14日 日曜日)
(チーム編成)
それぞれのテーマに対し、担当課職員を構成されるチームAと、市民等・担当課以外の職員で構成されるチームBの2チーム体制とする
シティプロモーション (ふじみ野市の魅力発信)について
チームA 産業振興課、秘書広報課
チームB 市民等、担当課以外の市職員
旧福岡高校の利活用について
チームA 福岡高等学校跡地利用検討検討プロジェクト・チーム (事務局:改革推進室)
チームB 市民等、担当課以外の市職員
(事前準備)
第1回事前会議:5月20日(月曜日) 午後7時~9時
市の概要及び課題に関する説明
市民意見の収集(意見交換)
第2回事前会議:6月5日(水曜日) 午後7時~9時
当該分野の専門家を招いての事例紹介
第1回事前会議を踏まえた施策検討
第3回事前会議:6月20日(木曜日) 午後7時~9時
施策立案及び本番会議に向けてのプレゼンテーション練習
(当日の流れ)
1テーマあたりの所要時間約4時間
(フェーズ1)
チームA(担当課職員)が「施策A案」を説明
チームB(市民等と担当課以外の市職員)が「市民目線の理想的な施策B案」を説明
(フェーズ2)
フロアーの方を含めて、シールとポストイットによる投票、コメント提示
(フェーズ3)
「ふじみ野市の未来にとって価値のある施策とは何か」という視点から、チームA、チームB、会場にいる来場者等を交え、公開で意見交換。外部評価人がアドバイザーとしてコメント
(フェーズ4)
意見交換を行い、ふじみ野市が重要施策を進める上で、参考となる理想的で有効性のある実現可能な施策を模索
(出典)ふじみ野市HP
http://www.city.fujimino.saitama.jp/profile/policy/gyoseikeiei/jigyohyoka/h25/25all_fujimino.html
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