1.概要
(1)期間 2012年11月12日(月)~14日(水)
(2)会場 東京都墨田区 すみだ産業会館
(3)テーマ ものづくりと観光の融合による地域活性化
(4)主催 (財)地域活性化センター
(5)共催 墨田区
(6)後援 内閣府、総務省、東京都
(7)プログラム
初日(12日) 座学・レクチャーを中心とした研修
2日目(13日) 工場見学等のフィールド調査
3日目(14日) 研修成果・今後の計画に関するワークショップ・総括
(8)主任講師 久米信行氏
久米繊維工業株式会社 代表取締役
墨田区観光協会理事
2.研修内容のポイント
(1)初日
久米主任講師を皮切りに、鹿島田墨田区産業経済課長、
地域での実践家として小高氏(小高莫大小工業株式会社 代表取締役)
海外への情報発信・商品販売を手がける
ニコラ氏(株式会社 ちん里う本店常務取締役)からのレクチャーを4本。
それぞれに1時間程度のプレゼンテーション+質疑応答であったが、
報告内容が豊富で、すべてを伝えきることは難しい。
講師を交えての交流会が開催され、全国からそれぞれの問題意識、
ビジョンを持った参加者との交流、会議の場では聞きにくいことを
直接講師の方々にお話しする機会を持つことができた。
(2)二日目
冒頭、JTBの深沢氏から、ものづくり、ものがたりと観光のむすびつきに
ついてレクチャーを受けたあと、フィールドワークへ。
スカイツリーのすみだまち処、倉庫のコンバージョンによるパークカフェ
を作られた鈴木興産「ささやカフェ」、工場見学としてヒロカワ製靴、
松山油脂の2箇所を訪問。終了後に簡単な視察結果のまとめ、共有の
ディスカッションを行った。
(3)三日目
研修、視察の結果を、6つのグループに分かれて総括・整理。
各グループ5分で発表を行った。全体のまとめとともに、
各人の今後の活動計画もそれぞれの口から語られた。
(4)全体的な印象
充実した人材育成プログラムで、いろいろな収穫があった。
さっそく持ち帰って、実施に移すような事柄もできるとともに、
墨田区のふところの深さを実感した。下町の魅力、まち工場の
魅力など、とても興味深く、おもしい研修となった。
以 上
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