全国から、地域の活性化・まちづくりに関心を持つメンバーが集まる「地域力!おっはークラブ」。北海道や沖縄からも、多様な背景を持たれた志の高い方々が集まる。
本年度第一回(5月12日)は、大宮登(おおみやのぼる)高崎経済大学教授による、『地域資材を活かす人材の育成』の講演・意見交換が行われた。
大宮先生は、大学と地域との連携による活動、取り組みを長年にわたって研究・実践されてきた「域学連携の第一人者」でもある。ご専門である組織における実践的な能力開発や人材育成の在り方、さらにはキャリア設計についての理論を地域活性化に応用し、地域に根ざした住民主体の参画型地域づくりや、大学を核とした地域活性化の理論と手法、さらにはその教育実践も研究に取り組まれてきている。
今回は、その中から(1)大学・学生によるNPO法人DNAの活動、(2)高崎食品リサイクルグループ協議会(すまいるーぷ協議会)の取り組み、(3)湖南省での植林活動などを中心に、地域力をどのように発掘、育成し、展開していくのか、そのポイントについてお話をいただいた。
意見交換では、DNAから育った人材が大学卒業後、どのような進路選択をしているのか?や、大宮先生自身の次のステージ(65歳からの新しいチャレンジ)について、どのような方向性を考えているのか?といった点について、質疑応答が展開された。
【主な著書】
『景観法と地域政策を考える』頸草書房(2014)、『実践キャリア考』実教出版(2013)、『キャリアデザイン講座』日経BP社(2009)、『大学と連携した地域再生戦略』ぎょうせい(2007)
【日時】
2014年5月12日(月)7:45~9:00
【場所】
日本財団ビル2F会議室(最寄り駅溜池山王駅)
【参加】
約50名
〔以 上〕
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