(概要)
過疎地域等を抱える市町村における中心市街地活性化は、将来的な人口減少、税収・財政等の逼迫、増大する行政需要(社会保障や広域のエリアの維持管理等)により、その解決に向けた道のりは困難を極める。
今回は、東日本大震災で水平連携・後方支援の活動を行った岩手県遠野市において、「中心市街地活性化の次のステージ(NEXT STAGE)」を切り開いていくために、市民フォーラムというタイトルで開催された。
フォーラムでは、国土交通省都市局まちづくり推進課長 天河 宏文 氏から、新しい都市構造への立地・誘導等を支援するための法律改正の動きやその動きを先導する地域(長野県小諸市)等の事例紹介があった。
被災地復興、過疎対策、中心市街地活性化など、複合する社会課題を官民連携で如何に解決していくのか、遠野市の中心市街地活性化にむけた動きが注目される。
(情報)
1 目的
平成21年3月に国の認定を受けた「遠野市中心市街地活性化基本計画」が、本年度をもって終了する。これまでを総括しながら課題を共有するとともに、市役所本庁舎整備、市民センター大規模改修など、次のステージに向けたまちづくりの議論を市民らと深める。
2 日時
平成26年2月24日(月) 午後2~5時
3.場所
あえりあ遠野・交流ホール
4.主催・共催等
主催 遠野市、遠野市中心市街地活性化協議会
共催 遠野商工会、一般社団法人遠野市観光協会
後援 国土交通省東北地方整備局、岩手県、岩手日報社、NHK盛岡放送局、(株)IBC岩手放送、(株)テレビ岩手、(株)岩手めんこいテレビ、(株)岩手朝日テレビ、(株)エフエム岩手、(株)遠野テレビ、一般社団法人遠野ふるさと公社
5.プログラム
(1) 講演会
「これからのまちづくりについて」
国土交通省 都市局まちづくり推進課長 天河 宏文 氏
「高松丸亀町地区の事業概要及び苦労話」
香川県 高松丸亀町商店街振興組合理事長 古川 康造 氏
(2) パネルディスカッション
「中心市街地の活性化を目指して」
◇コーディネーター 岩手大学 工学部社会環境工学科教授 南 正昭 氏
◇パネリスト アタカケンタロウ建築計画事務所代表 安宅 研太郎 氏 ほか、
中心市街地の賑わいづくりに携わった関係者を予定
(3) 参加者 約100人
以 上
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