弐号機「甲陸市民共同発電所」出資者募集開始
(概要)
昨年9月に全国に先駆けて、自然エネルギーを地域活性化につなげることを趣旨とした「湖南市地域自然エネルギー基本条例」を制定した湖南市(滋賀県・谷畑市長)で、市民共同発電所の弐(2)号機の出資者の募集開始を発表した。
事業主体の一般社団法人コナン市民共同発電所プロジェクト(溝口理事長)、屋根をご提供いただく甲西陸運株式会社(甲斐切社長)、基盤・条件・普及広報を進める湖南市(谷畑市長)が一堂に会した。今年2月の初号機の稼働に引き続き、自然エネルギーを活用した市民共同による事業型プロジェクトとして、今後の動きも注目される。
(詳細)
今回の弐号機は、前回の初号機(バンバン市民共同発電所;社会福祉施設との連携によるプロジェクト)と比べると、発電能力で約5倍(初号機が20kWh、弐号機が100kWh)となっている。これは全国200か所を超える市民共同発電所(太陽光発電分野)では最大級のものとなる。
事業規模は、3,600万円で、一口10万円、合計360口の出資を募る。出資のスキームは、コナンモデルともなっている「信託会社を組み込み、配当を地域商品券の形で配当する」形を取っている。
今後は6月15日まで出資を募り、9月には発電・売電事業を開始する予定である。
以 上
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